介護職をしていると、様々な仕事の不満を理由に転職を考える人も少なくありません。その不満の中でも最も多いのが、給与の安さです。それ以外にも、介護の仕事は常に人手不足の状態であるため残業や夜勤が多くなり体調を崩して転職を考える人もいるようです。ただでさえ介護職は体を使う仕事であるため、体のケアはとても重要になってきます。
介護職は主に介護をするのが主な仕事内容となりますが、他にもレクリエーションという施設を利用している方と製作物を作ったり、体を動かしたり、歌を歌ったりする事もあります。介護職に就いている人にとって、このレクリエーションがしたいといった目標を持っている方もいますが、施設によってはあまり出来ない場合もあります。そういった状況に置かれた人は、当然不満を感じる事になるでしょう。
またどの職場でも人間関係のトラブルはあるものですが、介護職では利用者との相性がとても重要になってきます。特に認知症の方の中には、「物取られ」や「幻視」といった症状が見られる方も多く、ある特定のヘルパーさんになると物がよく無くなると感じてしまうのですが、実際にはどこかに置き忘れているのです。そういった場合には、何もしていなくても疑われたり、ヒアリングが行われたりして、精神的に苦痛を感じるというのが現状です。これらのことで転職を考える場合には、新しい職場を探す際には、自分がどのような介護施設で働きたいのかを明確にしておく必要があります。